全国1853市区町村の「年収別」住民税を公開
福岡県太宰府市に住んでいる人で年収580万円のとき住民税はいくらになるでしょうか?住民税の自動計算サイトでは、全国1853市町村の税率で住民税の金額を試算し公開しています!このページでは福岡県太宰府市にお住まいの方で、年収580万円の場合で住民税額を試算します。今年の住民税額をチェックしたい方は是非ご利用ください。
更新:2022-09-13
年額 | 月額 |
---|---|
382,500円 | 31,875円 |
【注意】2022年度福岡県太宰府市の実際の料率で住民税を試算しています。この試算には基礎控除は算入していますが、その他の控除(調整控除含む)は加味していません。あくまでも目安としてご参考ください。
ここでは2022年度福岡県太宰府市の実際の料率に従った住民税額の計算方法について解説します。
住民税は去年の収入に対して課税されますが、厳密には1年間に稼いだ収入から「所得控除」を差し引いた金額(これを所得金額といいます)に対して課税される仕組みです。所得控除の代表的なものとして「基礎控除」「給与所得控除」があります。基礎控除はすべての人に適用される控除項目で一律43万円とされており、給与所得控除は会社から給料をもらう会社員やアルバイトなどに適用され、その収入によって控除額が変動します。
まずは年収580万円の給与所得者の「給与所得控除後の金額」を以下の表を使用して算出します。
年収 | 給与所得控除後の金額 |
---|---|
550,999円以下 | 0円 |
1,619,999円以下 | 年収 - 550,000円 |
1,621,999円以下 | 1,070,000円 |
1,623,999円以下 | 1,072,000円 |
1,627,999円以下 | 1,074,000円 |
1,800,000円以下 | 年収 × 60% + 10万円 |
3,600,000円以下 | 年収 × 70% - 8万円 |
6,600,000円以下 | 年収 × 80% - 44万円 |
8,500,000円以下 | 年収 × 90% - 110万円 |
8,500,000円超 | 年収 - 195万円 |
上記の表から年収580万円の給与所得控除後の金額は、
580万円 × 80% - 44万円 = 420万円となることが分かります。
住民税が課税される所得金額はここから基礎控除43万円を引くので、
420万円 - 43万円 = 377万円
年収580万円の場合の所得金額は、377万円となります。
(※その他の控除項目はここでは割愛します。)
事業所得者の場合は、年収(売上)から原価・必要経費を引いた金額が総所得金額となり、そこから43万円を控除します。
例えば売上が580万円、原価と経費で348万円の場合、
580万円 - 348万円 = 232万円(所得金額)
ここから43万円を引いて、
232万円 - 43万円 = 189万円となります。これが事業所得者の所得金額となります。
所得金額が分かれば、あとは福岡県民税の税率と、太宰府市民税の税率を掛けて計算すると住民税の総額が算出できます。2022年度のそれぞれの税率は次のようになっています。
給与年収が580万円(所得金額377万円)の場合で上記の標準税率に従い計算すると次のようになります。
・所得割:所得金額377万円×4%=150,800円
・均等割:2,000円
・所得割+均等割=152,800円
・所得割:所得金額377万円×6%=226,200円
・均等割:3,500円
・所得割+均等割=229,700円
最後に「福岡県民税」と「太宰府市民税」を合算すると住民税の金額が算出できます。
これが年収580万円の人の住民税額(年間)となります。
1ヶ月当たりの金額にすると、
382,500÷12ヶ月=31,875円となります。
以下からお住まいの自治体を選択して下さい。年収580万円の場合の福岡県民税と、市区町村税の合計金額をチェックできます。