住民税が高い!?税額の地域差

こんなときどうするの?

「隣の〇〇市は住民税が安いらしい」はあながちウソでもない。


更新日:2017年4月4日

昔から「隣の〇〇市は住民税が安い」などという話をよく耳にしますが、実際のところは住民税には標準税率というものがあり、どこの都道府県・市区町村も原則一律の税額になります。


ところが、標準税率を適用するかしないかは自治体の権限によって決定できるため、まれに税率が異なる自治体が存在します。また都道府県については「環境税」という名目で都道府県の均等割額に上乗せするケースがあります。つまり、住む場所によって住民税額が変わるというのは間違いではないのです。それでは実際に標準税率以外を適用している自治体をみてみましょう。



標準税率以外を適用している自治体


■均等割(都道府県標準課税 1,500円)

税額 1800円(+300円) 神奈川県
税額 1900円(+400円) 静岡県
税額 2000円(+500円) 高知県、岡山県、島根県、山口県、熊本県、鹿児島県、奈良県、大分県、宮崎県、富山県、石川県、和歌山県、広島県、長崎県、長野県、鳥取県、福岡県、佐賀県、愛知県、山梨県
税額 2200円(+700円) 栃木県、愛媛県、群馬県
税額 2300円(+800円) 滋賀県、兵庫県、秋田県
税額 2500円(+1000円) 岩手県、福島県、山形県、茨城県、岐阜県、三重県
税額 2700円(+1200円) 宮城県

■均等割(市区町村標準課税 3,500円)

税額 3300円(-200円) 愛知県名古屋市
税額 4000円(+500円) 北海道夕張市
税額 4400円(+900円) 神奈川県横浜市

■所得割(都道府県標準課税:4%)

税率 4.025%(+0.025%) 神奈川県

■所得割(市区町村標準課税:6%)

税率 5.7%(-0.3%) 愛知県名古屋市
税率 6.1%(+0.1%) 兵庫県豊岡市
税率 6.5%(+0.5%) 北海道夕張市


どこに住めば住民税が一番オトク?


上の表でお分かりのように、住民税の減税に一番力を入れている自治体は名古屋市、逆に最も税率が高いのは夕張市となっています。実際に同じ条件でシミュレーションしたところ、次のような結果になりました。


シミュレーション:年収480万円の独身サラリーマン(社保控除60万)


標準税率の住民税 239,500円
名古屋市の住民税(最安値) 232,600円(対標準 -6,900円)
夕張市の住民税(最高値) 251,800円(対標準 +12,300円)

最安値の名古屋 VS 最高値の夕張市では、その差額は19,200円となりました。年4回納付する人なら1回4,800円、給与天引きの人なら毎月1,600円の差です。※ご自身の住民税額をシミュレーションしたい方はこちらをご利用ください。